地球温暖化をはじめとする地球環境問題の解決は喫緊の課題です。マクセルグループではこの課題解決に向け、全社に環境マネジメントシステムを導入し、グループ一丸となった取り組みを推進しています。

環境マネジメント方針

経営ビジョン「スマートライフをサポート 人のまわりにやすらぎと潤い」を掲げるマクセルグループでは、環境マネジメントを極めて重要な経営課題として捉えています。マクセルグループは「環境保護行動指針(*1)」に沿って地球温暖化の防止、資源の循環的な利用、生態系の保全の取り組みを行っています。2017年度には、ISO14001:2015年版のシステム更新を完了しました。またRoHS2指令やREACH規則といった法規制対応やコンプライアンスの強化など、環境マネジメントをさらに強化していきます。
持続可能な開発目標(SDGs)や国連気候変動パリ会議(COP21)でのパリ協定の採択などからも明らかなように、企業活動には、サステナブルな社会の実現に向けたより一層の貢献が求められています。マクセルグループが今後さらにグローバルに事業を拡大するにあたっては、企業価値の向上とともに、地球環境保全により大きな貢献を果たしていかなければなりません。
マクセルグループは、環境マネジメントを戦略的な意思決定及び方向性、事業プロセスの隅々にまで統合し、環境上のガバナンスを組織全体の管理体制に組み込むことにより、機会及びリスクの管理を強化し、環境成果(環境パフォーマンスの向上、遵守義務や環境目標の達成)をより確実なものとしていきます。

マクセルグループ長期CO2排出量削減計画の策定

マクセルグループは、2030年度までにCO2排出量を2013年度比30%削減することを目標に掲げ、省エネ活動を推進するため、2018年度から具体策の検討を行っています。

マクセルグループ2018-20年度環境行動計画

マクセルグループでは、持株会社化にあたって自主独立経営を強化するため、2016年度から新たな環境行動計画を策定し活動しています。これまでの環境行動計画との大きな変更点は次の通りです。

  1. 1. エネルギー消費、廃棄物、VOC(揮発性有機化合物)、水に関する目標設定と進捗管理に、事業や業績と連動した成果指標(売上高原単位ベース:費用/売上高)を追加しました。
  2. 2. 環境方針のもと、環境行動計画に掲げた目標達成のための取り組みを10の行動目標にまとめ、掲示しました。

3年目となる2018年度には中期計画としての2018-20年度環境行動計画を立案して活動しています。施設・環境部は、各事業本部が行う改善箇所を見える化し、またグループ内での成功事例を共有するなど、引き続き成貢献するSDGs果の最大化を支援していきます。取り組み方針変更後の2年間を顧みると、原単位の成果目標を設定することで大きな成果を上げているのが、エネルギー消費です。4項目の中で特に業績に大きなインパクトのあるエネルギー消費は、固定消費分と変動消費分に分けることでムダが見える化され、連続して設定目標を大きく上回って改善することができ、2017年度では283百万円の収益改善に結びつきました。またエネルギー消費の取り組みを横展開して廃棄物についても行いました。この手法を導入した大阪事業所で7百万円の収益改善に結びつきました。成果を上げたことが活動の大きなモチベーションとなっています。現場改善を見る指標として生産高原単位はエネルギー、廃棄物、VOC、水の全項目で前年度に比べて改善されました。
生物多様性については、2017年度に環境アセスメントを実施しました。2018年度には、外部機関と連携した保全活動を実施しています。
なお2017年度における、重大な環境関連の事故・罰金・苦情はありません。
また2015年4月のフロン排出抑制法の施行に伴い、法定点検を実施した結果、フロン漏えい量は報告義務の発生しない水準でした。

定量的な行動目標

非定量的な行動目標

マクセルグループでは、生物多様性の保全活動、適切な化学物質管理、資源の有効活用、ステークホルダーとの環境協働などの活動を推進することで、持続可能な社会の構築と真に豊かな社会の実現に貢献します。