コーポレート
サステナビリティビジョンの制定

マクセルは独創技術のイノベーション追求とその事業活動を通じて、人と社会と自然が豊かに
共生した「100年先の地球」に貢献していきます。
人々の生活や社会の課題を解決する製品・事業をグローバルに展開し、社会、環境、経済価値を
創出し続けます。

株主への利益追求や過度な短期利益の追求といった資本主義は、格差の拡大や環境問題などを深刻化する要因として懸念されており、ステークホルダー資本主義(※1)をはじめとした資本主義の質的な見直しを求める動きが加速しています。

そして、2020年4月に設置した「サステナビリティ推進部門」はミッションを実現していくための推進役を果たすことを基本方針としています。

方針を実行するうえで事業活動に対し「中長期的に考え、評価する(短期利益追求主義に陥らない)」「社会・環境価値創出と経済価値を両立させる」という2つのコンセプトをグループ全体に浸透させていきます。

  1. 2020年1月に開かれた世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)据えられた重点テーマ

サステナビリティ推進部門の
基本方針・ミッション

マクセルは、経営の基本方針MVVSSに基づいて、事業を通じて社会課題を解決することで、「独自のアナログコア技術で社員・顧客・社会にとっての
Maximum Excellence を創造する」というVISIONを実現していきます。

これを実現していくためには、マクセルが注力すべき重要課題を特定し、中長期戦略に具体的な取り組みと目標を設定し、事業を通じて解決していくことが重要だと考えています。

基本方針
マクセルグループはその事業活動を通じて、グローバル市場における社会、環境、経済の課題解決に貢献し、持続的成長と企業価値の最大化につなげるサステナビリティ経営の実装を支援する。
ミッション
  1. CSR/CSVの取り組みを通じSDGsの目標達成に貢献
  2. ESG/SDGsに取り組むうえでの重要課題の策定
  3. 事業本部及び本社部門の全社横断的活動の仕掛けづくりと支援
  4. インナー及びアウターの教育・啓蒙活動促進
  5. ステークホルダー(顧客、社員、取引先、株主、投資家)に対する活動の可視化と発信力強化
  6. ESG評価の格付けランク向上
  7. SDGsと経営の統合(事業活動との紐づけ)支援
  8. SDGs活動を通じたブランド力の強化

サスティナビリティ推進体制

  • 事業本部代表窓口と本社部門が一体運営
  • グループ会社も含め、全社一斉推進体制を構築
  • サステナビリティ推進部門が横断的ワーキンググループを編成し、
    サステナビリティ活動を推進
サスティナビリティ推進体制

サステナビリティ推進部門の活動

サステナビリティ推進部門は、事業本部やグループ会社、コーポレート部門のサステナビリティ推進委員をメンバーとするワーキンググループを構成して連携して活動しています。連絡会を定期的に開催して方向性を共有しながらサステナビリティ施策を推進しています。

2023年度の主な活動
  • 環境ビジョンを制定し、2050年度カーボンニュートラルを宣言
  • MSCIのESG格付けにおいて「AA」を獲得
  • CDP「気候変動レポート 2023」において「A-」評価を獲得
2022年度の主な活動
  • 人的資本の開示
  • アクションプランの一部の見直しと、そのKPIの策定
  • 社長による社員との対話を全事業所で順次実施
2021年度の主な活動
  • マテリアリティを特定
    (7つのマテリアリティと20つのアクションアイテム)し、
    統合報告書にて開示。継続してKPI特定を進める
  • TCFD賛同表明
  • マクセル製品・サービスとSDGs貢献まとめ
    (社会・環境課題への貢献度)
  • 再生可能エネルギー(自家消費型太陽光設備)導入推進
2020年度の主な活動
  • コーポレートサステナビリティビジョン策定
  • サステナビリティサイト開設とESGに関する情報開示
  • サステナビリティ啓発活動(教育、外部有識者講演会など)
  • 長期CO2排出量削減目標改定及び具体的施策の推進
  • 事業活動とSDGsとの関連まとめ(社会・環境課題への貢献度)

ESGへの取り組み  ~環境・社会・ガバナンス~