マクセルグループでは、地球温暖化をはじめとする地球環境問題の解決を喫緊の課題と捉えています。
この課題解決に向け、全社に環境マネジメントシステムを導入し、グループ一丸となった取り組みを推進しています。

マテリアリティ 環境活動による経済価値の創出

2023年度 ハイライト

E 環境 environment  「環境活動による経済価値の創出」デジタルブック閲覧  統合報告書 2024より

マクセルグループ2023年度環境行動計画

 マクセルグループは、環境と業績への貢献を一体化して運営するという考えのもと、改善努力が見える生産高原単位ベースの指標を管理することでモチベーションアップを図ります。2022年度まで採用していた売上高原単位は、原油高騰に伴う電力をはじめとするエネルギー費用の高騰や廃棄費用の上昇により、適切な評価ができなくなったため採用を止めました。2023年度は、エネルギー使用量と廃棄物発生量の生産高原単位は目標を達成することができました。エネルギー使用量と水使用量の生産高原単位に関しては、生産高減少の一方で固定的な使用量を削減できず、目標未達となりました。引き続き省エネと節水に努め、改善を図っていきます。
 なお、2023年度は、重大な環境関連の事故・罰金・苦情はありませんでした。また、フロン排出抑制法の施行に伴い、簡易点検(年4回実施)と法定点検を実施した結果、フロン漏えい量は年間235tであり報告義務が発生しない水準でした。

定量的な行動目標 環境 エネルギー 廃棄物 水

環境技術・環境配慮型製品の強化
 KPI  社会課題や環境課題に対する貢献度を示す基準を定義し、基準値以上の製品を「エコエクセレンス」として認定する
エコエクセレンス認定 累計10件以上(MEX26期間)  環境配慮製品による環境負荷低減

省資源・省エネルギー化、再生可能エネルギーの導入促進
 KPI 
 1)国内におけるCO2排出量2030年度 50%以上削減(2013年度比)
 2)再エネ比率:2030年度 15%(=再エネ使用量/全電気量)
 3)廃棄物生産高原単位0.0500(トン/百万円)以下(2026年度)  環境パフォーマンスデータ