地球温暖化防止

 マクセルグループでは、電力消費パターンの見える化、設備のデマンド管理による効率運転、空調・照明の更新、グリーンカーテンの設置、ライトダウン活動など、節電に取り組んでいます。 2020年度は、特に川崎事業所で、省エネタイプでかつ現状に適した能力のボイラーへの更新や溶剤回収に用いる蒸気量の最適値管理を行うことで、400tを超えるCO2削減効果を生み出しました。
 加えて、小野、福知山、小淵沢の各事業所では太陽光発電を行っており、年間約3,041MWhを発電しました。
 国内の2020年度のCO2排出量は前年度比1.9%の増加、海外については8.8%の減少となり、全体で3.2%の減少となりました。
 日本の中期温室効果ガス削減目標は、2013年度比で2030年に26%減から46%減へ引き上げられました。この目標に対して、マクセルグループの2020年度の実績は2013年度比で37.3%減となりました。
 また、2016年度より、省エネ法の事業者クラス分け評価制度が追加になりました。マクセルは連続4年、マクセルフロンティア(旧マクセル情映テック) は連続6年の優良事業者としてSランク評価を受けました。

CO2排出量 Scope3

Scope3

 マクセルグループでは、Scope3を含めたサプライチェーン全体でのCO2排出量を算出しています。Scope3とはScope1、2以外の間接排出で、排出量算出においては、環境省及び経済産業省の「サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量算定に関する基本ガイドライン」に従い、実績を集計しています。
 割合が全体の半分以上を占める"製品使用時のCO2排出量"は、省エネ設計を推進することで削減していきます。

Scope3 CO2排出量

生産高輸送エネルギー原単位の把握

 マクセルグループでは、さまざまな製品を取り扱っていることから、生産高に基づく輸送エネルギーの原単位を製造拠点ごとに把握しています。2020年度の全拠点合算は、前年度比で23%の減少となりました。マクセルグループは省エネ法に基づく特定荷主ではありません。

生産高輸送エネルギー原単位の把握

その他 環境データ

VOC大気排出量 国内 海外 SOx NOx
貢献するSDGs