紛争地域および高リスク地域からの鉱物調達においては、採掘や取引を通じて紛争の資金源にならない、あるいは人権侵害や児童労働等に関与しない責任ある対応が求められています。
マクセルグループの製品に関係ある鉱物として、プリント基板に使用するはんだに含まれるスズ、コンデンサに含まれるタンタル、超硬材料に含まれるタングステン、電子部品のリードフレームに使用される金、リチウムイオン電池の電極に含まれるコバルトなどがあります。

マクセルグループは、紛争鉱物等を含んだ部材を調達することによって同地域の武装集団の活動を助長することが無いように、責任ある調達活動に取り組んでいくことを方針として掲げています。また「OECD 紛争地域および高リスク地域からの鉱物の責任あるサプライチェーンのためのデュー・ディリジェンス・ガイダンス(仮訳)*」に沿って調査を実行、継続していきます。

* OECD Due Diligence Guidance for Responsible Supply Chains of Minerals from Conflict-Affected and High-Risk Areas

(参考)外務省:OECD紛争地域および高リスク地域からの鉱物の責任あるサプライチェーンのためのデュー・ディリジェンス・ガイダンス(仮訳)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/csr/pdfs/oecd_ddg_jp.pdf