健康経営
健康経営の強化・メンタルヘルスへの対応
マクセルは、従業員がはつらつと活躍できることが企業の成長と企業価値の向上に欠かせないと考え、従業員の健康維持・向上を
めざした健康経営の取り組みに注力しています。
健康経営の取り組みと実績値
定期健康診断実施後、生活習慣病該当者やその予備軍を対象とした予防プログラムの実施や、海外出向者についても健康診断の受診を義務とし、健康管理を強化しています。メンタルヘルスに関しては、法令に基づいたストレスチェックを実施するなかで、従業員のストレス耐性に着目した診断や、セミナーを通じた講師による指導など、新たな取り組みによって高ストレスに陥らない予防活動へと進化させました。

また、EAP(※1)を通じて、従業員が抱えるさまざまな悩みについて、外部相談窓口によるカウンセリングの活用や、職場復帰支援としてのリワークプログラム導入など、専門スタッフの助言を得ながら個別に対応しています。このような取り組みにより、マクセルは健康経営優良法人2025(大規模法人部門)を取得しました。グループ会社への取得推進とホワイト500をめざして、福利厚生の充実や、各種取り組みを進め、グループ全従業員の健康を大切にする働きやすい会社づくりをめざしていきます。
※1 EAP:Employee Assistance Program 従業員支援プログラム
年度 | 2021 | 2022 | 2023 | |
定期健康診断受診率 | 98.1 | 99.0 | 100.0 | |
適正体重維持者 | BMIが18.5~25未満の者の割合 | 65.4 | 62.7 | 63.5 |
運動習慣 | 週に2回、1回当たり30分以上の運動を実施している人の割合 | 22.9 | 23.0 | 22.8 |
喫煙習慣 | 喫煙者の割合 | 26.1 | 27.6 | 27.1 |
適正な睡眠 | 睡眠により十分な休養が取れていると回答した者の割合 | 66.8 | 63.5 | 62.1 |
飲酒習慣 | 頻度が時々または毎日かつ飲酒日の1日当たりの飲酒量が清酒換算で2合以上の人の割合 | 11.4 | 14.0 | 14.2 |
精密検査受診率 | 定期健康診断後の精密検査受診率 | 36.0 | 49.4 | 54.8 |
ストレスチェック受験率 | 98.4 | 98.2 | 98.8 | |
ストレスチェック結果(高ストレス者率) | 10.8 | 10.6 | 11.1 | |
ワークエンゲージメント | 50.0 | 55.0 | 63.0 | |
アブセンティーイズム | 0.54 | 0.33 | 0.60 | |
プレゼンティーイズム | 71.0 | 66.0 | 82.3 | |
平均月間総実労働時間 | 174 | 171 | 169 | |
平均月間所定外労働時間 | 18.0 | 16.0 | 21.0 | |
平均年次有給休暇取得率 | 58.0 | 67.3 | 66.1 | |
平均年次有給休暇取得日数 | 14.6 | 16.2 | 16.5 |
【実績値に関する補足】
ワークエンゲージメント:「熱意」「没頭」「活力」「職場肯定感」「将来勤続感」「方向性一致」「現状満足度」の7要素で測定。
7問平均で、4点より大きい(1-7点)回答者をエンゲージメントが高い層とし、その比率としている
アブセンティーイズム:休業日数/労働日数×100
プレゼンティーイズム:WHO-HPQの絶対的プレゼンティーズム(0~100点)を用いた従業員調査