PEOPLE社員紹介

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社員紹介

#9
マクセルの独自の技術で、
情報の安心・安全を社会に届ける。

K・Hさん
K・Hさん

光学・システム事業本部 ID&セキュリティ事業推進部

K・Hさん

2000年3月入社。機器の製造部門や生産技術部門、開発・設計部門を経験。
現在はID&セキュリティ事業推進部 IDシステム設計課の課長として、
メンバーのマネジメント業務に努めている。

現在の仕事内容

変化する社会、お客様の要望に、
技術の進化でタイムリーに応える。

ID&セキュリティ事業推進部では、主にICカード(接触式・非接触式)と、そのICカードと通信するための機器(リーダ・ライタ:以下RW)を設計・開発・製造しています。私たちのミッションは、「独自のセキュア通信・製造技術により、さまざまな情報の安全と安心を社会の人々に広くタイムリーに提供する」ことです。そのなかで、主にRW製品を世の中に安定して、そして、タイムリーに提供するために、技術の進化を続けています。私たちが大切にしていることは、日々変化するお客様の要求やサプライチェーン環境に合わせて柔軟に対応していくことです。私は管理職として設計業務の整理、各関連部門との調整、コスト試算など、メンバーの後押しができるようにマネジメントに努めています。

これまでのキャリア

これまで経験した業務のすべてが、
現在に活かされている。

入社してすぐは磁気チケットの発券機器を製造する部門に所属し、機械・電気製品の製造組立とモノづくりの経験を積みました。その後、生産技術部門で工場内のマテハン*用自動搬送装置のシステム更新作業に従事し、その1年後に念願の開発・設計部門へ配属となりました。設計部門では発券機の機械設計に5年間携わり、その後ICカードのチップに内蔵されるソフトウェアやシステムを開発する部署に配置転換となりました。ICカードにおける複雑な通信規格(ISO)の理解、セキュリティの考え方や暗号技術を勉強し、次第に大きな案件の開発に従事することでキャリアアップし、今のRW設計を取りまとめるポジションに就きました。これまでのすべての経験が、今に活きていると感じています。

*マテハン:「マテリアルハンドリング」の略称で、物流業務を効率化・自動化するために使用する機械の総称

K・Hさん

仕事に楽しさ、やりがいを感じる瞬間

自分の製品が社会で活躍するうれしさは、
何ものにも代えがたい。

設計者としては、自分が設計したものを試作して、思い通りに動いた時が1番楽しい瞬間です。些細な動作でも「おお、動いたっ」と感動しますし、その楽しさはハードウェアでもソフトウェアの仕事でも変わりません。やりがいとしては、我々が設計している製品には、「maxell」のブランドロゴがついていてウェブ上でも露出が多いRW製品があり、その製品が市場から評価されマイナンバーカードなどの利用シーンで使われていることを想像すると、マクセルブランドに対する誇りや仕事のやりがいを感じます。「maxell」のブランドロゴの表示がされていない製品などもありますが、「実はこれは自分たちが開発したんだよね」と心の中で思うことも、設計者の醍醐味の1つです。

職場や部署の雰囲気、環境について

風通しの良い環境が、
より良い製品開発につながる。

事務所フロア内には設計、品質保証、調達、経理部門が一緒にいますが、全体で20名程度です。別フロアの製造部門も合わせて、互いに連携しながら仕事を進めています。立ち話や細かなコミュニケーションが鍵になることも多く、これは規模が小さめの部門の特長かもしれません。ベテラン勢も多いなか、20代、30代の若手メンバーも年々加わり、互いに刺激しあって業務を進めています。社内の他の部門の方からはイベントなどでの結束力が高く、仲が良いねとよく言われます。業務上、セキュリティ関係で建物が独立していることも、仲が深まる要因になっているのかもしれません。

今後、挑戦してみたいこと

新しい技術を積極的に取り込み、
システム事業を拡大させたい。

1つは、新しい製品開発への挑戦です。IDとセキュリティ技術をベースにして、IoTやクラウドの技術と融合させたサービスを提供できるように、私たちもより変化する必要があります。システム事業を広げるためにも、新技術の取り込みを積極的に進めていきたいと考えています。また、業務上必要なことではあるのですが、海外メーカーとのやり取りや海外出張の機会が多くあります。私自身英語を使いこなせていない部分もあるので、英語で交渉できるぐらいの力を身につけたいです。そして、設計業務においては、専門外の部分に関する知識がまだまだ足りていないと自覚しています。他部門との調整も多い役職なので、これから経理、調達などの知識についても深めていきたいと考えています。

K・Hさん
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