PEOPLE社員紹介

PEOPLE

社員紹介

#3
マクセルの新しい未来を、
ゼロから生み出す。

S・Tさん
S・Tさん

新事業統括本部 製品開発部

S・Tさん

2021年4月入社。
新事業統括本部に所属し、未来の世の中に必要とされるような
事業アイデアを考え、実際に製品やサービスを作り上げる業務を担っている。

マクセルに入社した理由

面接を通して感じた、
社員を大切にする想い。

高等専門学校から大学院まで、一貫して電気化学にかかわる研究を行ってきました。マクセルならこれまで培ってきた専門知識が活かせると思い、応募することにしました。しかし、就職活動当時は緊急事態宣言が発令されていたり、コロナウイルス感染症拡大の真っ只中だったので、どの企業もオンラインでの面接でした。自分が社員に採用されるかもしれない会社の方々に一度も会えず、職場も見学できない状況だったため不安に感じていましたが、マクセルの方々は私の不安に寄り添い、実際に就職した場合の業務内容や、期待していることなどをとても詳しく丁寧に教えてくださいました。「マクセルは新卒の社員にしっかり価値を感じてくれている会社なんだ」ということが伝わり、入社を決心しました。

現在の仕事内容

プラスチックの使用量を削減する、
新事業を推進する。

プラスチック使用量削減や軽量化をコンセプトに、新事業を立ち上げることが私の仕事です。プラスチックの使用市場は大きく、さまざまな企業がプラスチックを用いた製品を作っています。私たちはプラスチックにガスを混ぜ、膨らませる(発泡させる)ことで、プラスチックの使用量を削減しながらも厚みを持つ成形品を作る技術を開発中です。なかでも私は、お客様が希望する仕様に合うプラスチック材料を考え、実際に成形できる条件がどのようなものかを探る実験を主業務としています。実験や測定は、ほとんど日の目を見ることが無い業務です。しかし、社内報告や社外への技術紹介の際、アドバイスを貰えたり、時には賞賛してもらえたりすることが私のモチベーションとなっています。

難しさを感じるところ

革新的な技術とビジネス性、
両方のバランスを考える。

製品や技術開発と、ビジネスを結び付けるのがとても難しいと感じます。誰もが認めるような良い製品や技術を世に送り出すことができれば、ビジネスの要素をそれほど深く考えなくても売れていくかもしれません。しかし、実際は万人から求められるようなものが生み出されることは、現代においては非常に稀なケースです。そのため、私たちが現在行っている開発がどのような困りごとを抱えたお客様に役立つのかを、把握しながら開発業務を行う必要があります。このバランスが非常に難しく、「この技術は絶対に役に立つ!」と思っていても、実際はそうでなかったことが多々ありました。そうした失敗から学び、次の一手をスピーディーに考えることも私たちには求められています。

S・Tさん

「未来の中に、いつもいる」を感じる時

数年先に社会で求められる
ビジネスを常に考える。

新事業創出の部門に所属しているため、すべての業務が常に未来に繋がっています。明日、明後日といった短期スパンで何が必要かということではなく、考えているのは数年後の社会にはどのようなことが求められ、何がビジネスとして動く可能性があるかということです。そのため、「未来の中に、いつもいる」ということを実感しています。社会人になってから気づいたことですが、仕事もプライベートも未来から逆算で考えることが重要です。「こんなサービスやモノがあれば便利ではないだろうか」と漠然としたビジョンに対して、逆算して深堀りをすることで社会に新たな価値あるものを届けられます。未来に向けて思考し続けることが、きっと大きな成長に繋がるはずです。

今後、挑戦してみたいこと

自分が掲げたテーマで、
新規事業を立ち上げたい。

新事業統括本部は、部員一人ひとりに新事業創出のミッションが与えられています。新事業のテーマリーダーに手を挙げることもできる環境です。新製品の開発ではなく新事業を考案する部門のため、5年後、10年後といった少し先の未来に、マクセルの柱になるような事業を創出することが私たちに求められていることです。実際、私も開発の仕事に携わりながら、新事業テーマの創出活動を行っています。まさにゼロからイチをつくる仕事です。社会の課題を深堀りし、これからの社会に求められていることを見つけ、さらにビジネスに繋げることは簡単なことではありません。でも、いつかは私が掲げたテーマで、新たな事業をつくり上げたいと思っています。

S・Tさん
OTHER INTERVIEW
社員紹介INDEX