全固体電池の事業化に注力しつつ、続くテーマを立ち上げ

新事業創出に向けた活動状況

・開発ステージに合わせたフェーズ管理を実施(ビジネス開発→製品開発→事業化)

MEX26では、製品開発(顧客実証ステージ)の新事業について製品化をめざしていく

新事業創出活動 アナログコア技術や既存アセットを活用しイノベーション創出

全固体電池の事業戦略

・全固体電池によって「永久電源」を実用化し、持続可能社会の実現に貢献することをめざす

・寿命、耐熱性、容量を進化させつつ、並行して用途開拓を進めていく

MEX26においては、小型セルのモジュール化と中型セルの開発に注力しつつ、FA、各種センサー用途の拡販を進める

MEX26 第2フェーズ 既存品受注拡大と逐次投資検討 全固体電池

全固体電池の開発ロードマップ

・高耐熱・長寿命・絶対的な安全性と信頼性 ⇒ 多方面の市場ニーズに積極展開

・マクセルがめざす全固体電池の2030年度想定市場規模は約3,000億円

全固体電池モジュール 小型全固体電池 FAロボット

全固体電池の投資戦略

・2030年度売上高300億円に向け、段階的設備投資を実行
 - 2023年4月:量産設備完成
 - 2023年6月:量産品の出荷開始
 - 2024年度以降:受注増や新規開発完了に合わせ逐次投資

新たなマーケットの創出 FA/インフラ ウェアラブル 車載デバイス

150℃対応の全固体電池 2024年5月30日 ニュースリリース

・長寿命、高耐熱、高出力、大容量の実現を開発軸とし、信頼性の高い全固体電池の開発で社会課題解決に貢献

全固体電池の150度サイクル寿命特性

中期経営計画 MEX26 より(2024年6月5日)