取締役社長

株主・投資家の皆様

 平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。2020年6月29日付で、勝田 善春の後任として、マクセルホールディングス株式会社の取締役社長に就任いたしました中村 啓次でございます。

 当社グループは、2017年10月に、中長期的な成長の促進と強靭で機動的な経営体質の確立をめざした持株会社体制へ移行し、経営のスピードアップによる既存事業の拡大や、マクセルビジネスプラットフォーム(MBP)戦略の推進によるビジネス領域の拡充と新規事業の創出に取り組んできました。
 しかしながら2019年度の業績は、前年比で減収・減益、特に当期純損益において105億円の大きな赤字を計上するなど誠に不本意な結果となりました。このような結果となった主な要因は、収益性が低下した課題事業への具体的対策や新規事業の立ち上げが遅れていることにより、当社グループの事業の新陳代謝が進んでいないことにあると考えています。

 こうした状況のもと、私に課せられた使命は抜本的な事業改革であり、2020年度中に順次施策を実行していく計画としております。具体的には、価値を創出する事業へのリソース集中と新規事業の確実な立ち上げにより事業ポートフォリオ改革を推進し、併せて課題事業への具体的対策、そして事業部門別、製品群別、機種別の収益管理の徹底による収益性向上に取り組んでいきます。これらを通じて、2021年度以降の成長に向けた土台をしっかりと作り上げ、株主・投資家の皆様にとっての価値を創出していくことにこだわる「価値創出企業」へと変革を遂げていく所存です。

 今後も事業環境の変化に対応しつつ企業価値の最大化を図り、株主・投資家の皆様をはじめ、全てのステークホルダーのご期待にお応えできるよう、全力を尽くしてまいります。

 今後ともご支援をいただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

2020年6月
マクセルホールディングス株式会社
代表取締役 取締役社長