開催報告:混展|クセがあるアワード

電池や磁気メディアの製造によって「まぜる」「ぬる」「かためる」のアナログコア技術を培ってきた電機メーカー・マクセル株式会社。
そんなマクセルが「クセがあるスタジオ」にて、若年層や異業種の人々との接点を生み出すため、次世代のクリエイター・イノベーターがチャレンジできる『クセがあるアワード:混』を開催しました。

初となるアワードは「まぜる」をテーマに、国内外のアーティストによるアナログなプロダクトから生成AIの活用まで、ユニークで先端的な作品の数々が応募され、2ヶ月の応募期間に154点の作品が集まりました。

2024年8月5日には、最終選考に残ったファイナリスト8名の最終審査会を開催。
スタジオには、ファイナリストによる作品が展示され、4名の審査員により、それぞれの審査員賞が発表されました。

NHKエデュケーショナルプロデューサー・佐藤 正和氏が審査員賞に選出した作品

●『Superposition machine』Mutsushi Asai/Metalium llc.
大学院で「バイブス」の研究を行っている浅井さんによる作品。音の波形を画面上にヴィジュアライズし、複数人がコントローラーで同時に操作できるようにすることで、言語や人種の垣根を越えて行える感覚的コミュニケーションの可能性を探る作品。
アーティスト,デザイナー,研究者 Poiesis Labs CEO 福原 志保氏が審査員賞に選出した作品

●『アロエベラシンセサイザー』西田騎夕
https://awrd.com/creatives/detail/15663452
アロエベラのもつ「メモリスタ」という電気素子としての特性を、アナログモジュラーシンセサイザーの回路に組み込んだ楽器。従来の電気素子を扱って音を生成するシンセサイザーと、第四の電気素子として提唱され、近年研究が進められている「メモリスタ」を組み合わせることで生まれる、生体由来で変化する新しい音楽表現の可能性を探求している作品。
TANK酒場,喫茶 マスター・アートディレクター/DJ・フルタニ タカハル氏が審査員賞に選出した作品

●『Omi 3D』KURANOI
https://awrd.com/creatives/detail/15651727
『Omi3D』は、温めれば何度でも好きな形を作れる新しい布で、照明をつくる提案です。滋賀県の湖東地域で生産される伝統的工芸品『近江上布』に着目し、豊かなテクスチャを持つ近江上布の1つである「生平(きびら)」に樹脂のフィラメントを織り込み、形状記憶する新たな布「Omi 3D」を開発
マクセル株式会社 執行役員 佐野 健一が審査員賞に選出した作品

●『TATAMI ReFAB PRODUCTS』HONOKA
https://awrd.com/creatives/detail/15693593
生活様式の変化により触れる機会の少なくなった伝統素材「畳」と、現代の技術である「大型3Dプリント技術」を混ぜ合わせ、現代の暮らしに編み直すプロジェクト。「繊維状にした素材を編む」という畳の織り技術と3Dプリント技術の親和性に着目し、使い終えた畳と再生可能樹脂を混ぜ合わせ、新作の花瓶やトレイを製作。

本アワードは、社内外との新しい交流を生み出し、固定概念を超えた発想を支援することを目的に誕生しました。
マクセルは今後も、アートとテクノロジーの融合を通じて、新しい価値創出に挑戦していきます。
クセがあるスタジオ ■■■■
KUSE GA ARU (Edgy) STUDIO





