財務ハイライト 

売上高
売上高

売上高は、ポートフォリオ改革により減少傾向となっていましたが、2024年度は二次電池や車載光学部品、半導体関連製品の減収、ライセンス収入の減少があったものの、一次電池や粘着テープ、塗布型セパレータ、健康・理美容製品の増収により、前年度比0.5%の増加となりました。

営業利益
営業利益・営業利益率

営業利益は、2024年度は一次電池や塗布型セパレータ、健康・理美容製品の増益に加え、円安の影響により、前年度比で15.3%増加し、営業利益率も7.18%に向上しました。

配当金額・配当性向

足元の設備投資資金、将来の事業展開を見据えた投資資金を勘案し、安定的かつ適正な利益還元を継続的に行うことを基本方針としています。配当については、配当性向30~40%を目安として実施しています。併せて、中期経営計画MEX26の期間中は、総還元性向100%以上を目安として株主還元を強化しています。

自己資本・自己資本比率

資本構成の最適化の観点から、適正な自己資本比率は50%程度であると考えています。安定的かつ継続的な株主還元の実施とともに、借入金も活用しながら強固な財務体質の確保を図っています。

ROIC
ROIC

投下資本に対する収益力を示す指標として、2019年度よりROICを当社グループ共通の主要経営指標として採用しています。2024年度は営業利益の増加などにより向上し5.78%となりました。

ROE・ROA
ROE・ROA

2024年度のROEは、角形リチウムオン電池の生産終了に伴う営業費用及び特別損失の計上により当期純利益が減少し4.42%に低下しましたが、ROAは、営業利益の増加により5.82%に向上しました。

* 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号2020年3月31日)等を2021年度の期首から適用しており、
2021年度以降の数値は当該会計基準等を適用した後の数値となっています。

Financial Data (English)