マクセルグループでは、CSR活動を体系的かつ継続的に行うため、1983年、当社グループの果たすべき使命と役割を示した
「マクセルグループ行動規範」を定め、具体的な行動を行動指針として明確にしました。企業が社会の一員であることを深く意識し、公正かつ透明な企業活動に徹するとともに、環境との調和、積極的な社会貢献活動を通じ、良識ある市民として真に豊かな社会の実現に尽力することとしています。
この考え方のもと2005年4月には「マクセルグループCSR活動取り組み方針」を新たに策定し、マクセルグループ全役員及び全従業員は、企業の社会的責任(CSR)が企業活動そのものであることを自覚し、社会及び事業の持続的発展を図るべく行動しています。
当社のCSR活動推進のためには、事業活動を共同で行って頂いているお取引先様とも「社会的責任」の意識を共有していただくことが必要であり、ともに取り組んで頂く事がサプライチェーン全体の相互繁栄を実現することに繋がるものと考えます。

お取引先様との相互理解をより深め、お取引先様のCSR活動の参考となるべく、2018年に「マクセルグループサプライチェーンCSR調達ガイドライン」を作成しましたが、企業に対するCSRの要請は日々変化しており、これに対応すべく、2019年に広くグローバルに認知された基準等を踏まえた本ガイドラインに改定を行いました。
このガイドラインでは、「労働」「安全衛生」「環境」「倫理」「品質・情報セキュリティ等」「マネジメントシステム」「セルフアセスメント」など7つの項目でお取引先様から期待する姿勢や行動規範を示しています。すでにお取引先様にはCSR活動の推進をお願いしておりますが、CSR活動へのなお一層のご理解とご協力をお願いします。

お取引先様への協力依頼事項

 お取引先様にお願いしたいことは、調達ガイドラインに示す労働、安全衛生、環境、倫理、品質・情報セキュリティ、マネジメントシステム等の各項目に関して、お取引先様の実施状況を定期的に評価し、必要に応じて当社で支援をさせていただくことです。そのためには、当社 調達 SCM 本部から送付する定期的な質問票にご回答いただきたく、宜しくお願いします。これまでは直接材のお取引先様だけを対象にしていましたが、2023年度からは設備関連のお取引先様も含めて実施していきます。評価の結果はマクセルWebサイトで毎年公表する予定です。
 また、定期的な評価でセルフアセスメント評価ランクが低いお取引先様については、改善計画の提出をお願いします。改善要望にご対応いただけない場合や、一定期間を経ても課題が解決されない場合は、取引の見直しをする可能性がありますので、貴社内での取り組み強化を宜しくお願い致します。

2023年7月
マクセル株式会社
調達SCM本部

【リンク】マクセルグループサプライチェーンCSR調達ガイドライン(2023年7月 最新版)

(English)