マクセルグループ企業行動基準

マクセルグループは、当グループが果たすべき使命と役割を十分に認識し、真に国際企業として将来にわたり発展を続けて行くことを目的として、ここに企業行動基準を定めます。この行動基準は、マクセルグループ全ての役員および従業員(以下「私たち」という)を対象とします。 この行動基準において、「マクセルグループ」とは、(1)マクセル株式会社、(2)マクセル株式会社が直接または間接に発行済議決権付株式または持分の過半数を保有する会社、および(3)その他マクセル株式会社の取締役会がこの行動基準の適用範囲に含めると決定した会社をいいます。

基本理念

マクセルグループは、その創業の精神である"和協一致"、"仕事に魂を打ち込み"、"社会に奉仕したい"を継承しつつ、「和協一致 仕事に魂を打ち込み 社会に貢献する」を新たな社是とし、今後もマクセル人としての誇りを堅持し、優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献することを基本理念とします。 あわせて、企業が社会の一員であることを深く認識し、公正かつ透明な企業行動に徹するとともに、環境との調和、積極的な社会貢献活動を通じ、良識ある市民として真に豊かな社会の実現に尽力します。

行動指針

  1. 1.私たちは、個々の人権と尊厳を尊重し、かつ、常に互いに切磋琢磨しつつ和の精神を基として、協力一致、社内およびマクセルグループ内の結束を図り、あらゆるステークホルダーとの篤い信頼関係を築きます。
  2. 2.私たちは、国際社会の様々なニーズを的確に把握し、これに即応できるようより高度で信頼性の高い技術および製品を開発し、製品安全の徹底に努め、顧客に対し誠のこもったサービスを提供します。
  3. 3.私たちは、開拓者精神を発揮し、独自の調査および研究開発を通じて、世界における技術面・事業面で先進的な立場を築き、社会との調和ある成長を目指します。
  4. 4.私たちは、公私に亘り、公正な取引・競争、輸出入、知的財産権、環境、個人情報保護、会計税務などあらゆる内外の法律と規則を遵守し、正しい企業倫理に基づき行動します。
  5. 5.私たちは、社会の一員であることと社会的責任を深く認識し、地球との共存を図り、率先して社会貢献に努めます。
  6. 6.私たちは、広く世界各国、各地域の文化・慣習・歴史を尊重し、相互理解、友好関係の樹立に努め、それぞれの地域社会に根付いたグローバル企業として活動します。
  7. 7.私たちは、「マクセル」ブランドへの社会の信頼に応え、さらにその価値を高めます。
  8. 8.マクセルグループの幹部社員は、この行動基準と幹部社員に求められる人物像に照らして自ら率先実行し、併せてその所属する従業員に対し、適切な管理・指導を行い、業務を円滑に遂行せしめるとともに、職場規律の適正な維持管理と「明るく、安全で、働く喜びを実感できる」職場づくりに努め、所属従業員の士気高揚を図ります。

マクセルグループ企業行動基準実施要領

  1. 1.マクセルグループが事業活動を行っている全世界各地域の事業所において、その役員および従業員に、この企業行動基準の遵守を徹底させます。
  2. 2.マクセルグループのすべての役員および従業員に対して、この企業行動基準を実践する上での規範となる『マクセルグループ行動規範』を別に定めるとともに、国際的視野に立脚し各国の国情、文化、言語、慣習、法制度の違いを十分尊重した上で教育・啓発を推進します。
  3. 3.この企業行動基準の実行において、必要と認められる項目については、組織上の責任区分の明確化、あるいは国際基準に準じたマネージメントシステム導入等を通じて継続的に見直し、改善をしていきます。
  4. 4.この企業行動基準の実行においては、現地の法律もしくは政令、規則等と不一致が生じる恐れのある場合は当該企業の法務担当者もしくはマクセル本社の行動基準担当部門に相談するものとします。

(沿革)
制定 1983年 6月 28日
改定 1992年 1月 28日
改定 1996年 7月 1日
改定 1999年 9月 1日
改定 2004年 4月 26日
改定 2007年 1月 31日
改定 2007年 7月 30日
改定 2010年 9月 27日
改定 2017年 10月 1日
改定 2020年 7月 30日
改定 2021年 10月 1日