マテリアリティ 価値を生み出す人・組織づくり
えるぼし 認定

マクセルでは、特にマネジメント・リーダー層のダイバーシティに関する意識の底上げや、柔軟な働き方を実現する会社制度を見直すとともに、女性の積極採用・登用を進めながら、ロールモデルの育成を図っています。2019年度には女性活躍推進に関する状況などが優良な企業に発行される認定マーク「えるぼし」認定の2つ星を獲得し、さらなる女性活躍の推進に取り組んでいます。また、障がい者も含めた、さまざまな従業員が働きやすい、働きがいのある職場づくりを推進しています。CUD(カラーユニバーサルデザイン)の浸透や、音声読み上げソフト対応のEラーニング教材づくり等のハード面に加え、職場での合理的配慮の呼びかけ等ソフト面での職場環境整備を進めています。

体制

人事総務部にダイバーシティ&インクルージョン推進プロジェクトであるM-Wing活動の事務局を設置

目標

  • 女性管理職比率10%
  • 女性新卒採用:事務系50%、技術系25%以上
  • 男性育児休業等の取得促進 取得率100%
(年度)
女性新卒採用比率 2024 2025 2026
技術系 42.90% 26.70% 25.00%
事務系 66.70% 87.50% 42.90%

実績

新卒採用において、採用サイトを通じた女性社員のキャリア紹介や制度の周知、また理系女性社員によるリクルーター活動を積極的に推進した結果、2024年度から2026年4月入社までの3ヵ年平均における女性比率は、事務営業系で66.7%、技術系で30.2%となりました。
また、男性の育児休業取得については、対象者への個別説明や取得の働きかけ、社内掲示による周知徹底を図った結果、2025年度の取得実績は100%を達成しました。マクセルは今後も、ダイバーシティ&インクルージョンの推進に向けて、継続的な活動に取り組んでまいります。

活動

ダイバーシティ推進プロジェクト「M-Wing」

マクセルでは、ダイバーシティ&インクルージョンを重視し、異なる価値観、感性、経験を有する人財を活かすことにより、組織の問題解決力、創造性、柔軟性の向上をめざしています。ダイバーシティ推進プロジェクト「M-Wing」は、2013年に女性活躍推進プロジェクトとして発足し、現在は、ダイバーシティ全般に広げて活動しております。
M-Wing活動方針について、「誰もがいきいきと働くことができる職場・組織づくり」から「多様な挑戦を支え合う職場・組織づくり」に再定義し、2025年度以降「女性管理職」のリレーコラムを通して従業員の挑戦ストーリーの発信、座談会実施による社員同士で支え合う場づくりを継続し、ダイバーシティの醸成を進めております。

経験者採用交流会、女性管理職インタビューの実施

2025年度は、経験者採用ランチ交流会と女性管理職インタビューを実施しました。経験者採用交流会は、直近2〜3年で経験者採用の人数が約5倍に急増している背景を受けて開催したものです。当社の社員食堂にてランチをともにしながら、入社理由や今後の展望、当社特有の社内ルールなど、経験者採用者ならではの共通の視点や悩みを共有し、親睦を深める貴重な機会となりました。
また、女性管理職インタビューでは、マクセルの女性部長に対して「管理職になる前と後で変わったこと、変わらなかったこと、若手の頃のキャリアや目標、仕事とプライベートのバランスの保ち方等」を中心にインタビューを行い、社内イントラネットにて女性管理職のキャリア観について従業員へ周知しました。

女性管理職
インタビュー

「D&I AWARD 2025」「アドバンス認定」の取得について

D&I AWARD ADVANCED in diversity & inclusion 2025 LOGO

マクセルは、ダイバーシティ&インクルージョンに取り組む企業を認定する日本最大のアワード「D&I AWARD 2025」(主催:株式会社 JobRainbow)において、「アドバンス」認定を受けました。「アドバンス」認定は、D&Iを先進的に進められ、ロールモデルとして日本のD&I推進を牽引し、社員一人ひとりがD&Iを尊重するような社内風土の醸成やさらなる変革に今まさに取り組んでいる企業として評価を受けたものです。

社内への風土醸成

マクセルではダイバーシティ&インクルージョンの考え方を従業員に広く浸透するため、様々手段でダイバーシティ&
インクルージョンの風土醸成に取り組んでいます。

風土醸成の取り組み

  1. 1.ダイバーシティ推進に関するトップメッセージ
  2. 2.ダイバーシティ推進に関するポスターの作成
  3. 3.社内イントラネットサイトにて、育休座談会や女性管理職インタビュー記事の掲載
  4. 4.色覚多様性に配慮した「カラーユニバーサルデザイン(CUD)」の周知
個性は可能性
CUD M-Wing

障がい者が活躍できる職場作り

2022年12月から、岡山県倉敷市にある「トライスルみらい農園」にて、障がい者4名がマクセルの社員としてハーブの栽培業務に取り組んでいます。ハーブは、品種ごとに担当を決め、安定的に収穫できるよう日々試行錯誤しながら栽培に励んでいます。収穫後は、ハーブティーに加工し、京都事業所の休憩室にて配布しており、社員からも喜ばれています。

ハーブ 伐採
ハーブの伐採作業
エディブルフラワー 選別
エディブルフラワーの選別作業
ハーブティー
ハーブティー

川崎事業所では、"障がい者が活躍できる職場作り"を推進しています。2015年7月から総務課内に福祉事業所(略称CW: Community Workshop)を開設し、本格的な障がい者職場(CW)の稼働を開始しました。現在、この(CW)は運営社員4名、障がい者8名の計12名体制で活動しています。「障がい者だから」と自らを制限するのではなく、「我々も自社に貢献したい。利益をもたらしたい。」という想いで、製品のひとつであるブチルテープの端材部の分別リサイクル作業や副資材の配膳業務、構内環境整備など、新たな業務に日々チャレンジしています。

ブチルテープリサイクル作業
ブチルテープリサイクル作業
副資材の配膳業務
副資材の配膳業務
構内環境整備
構内環境整備

障がい者雇用

2026年3月末時点では、2.7%となり、法定雇用率を遵守しています。

(年度)
障がい者雇用 2023 2024 2025
雇用率 2.3% 2.4% 2.7%
法定雇用率 2.2% 2.5% 2.5%

ダイバーシティ西日本勉強会への参画

マクセルは、ダイバーシティ西日本勉強会に所属しており、今年度は「女性管理職育成」「LGBTQ」の2つの分科会に参加しております。2026年5月には、21社と共同で5/28(木)にLGBTQ映画上演会を開催しました。本上映会では、各社の従業員を対象に「息子と呼ぶ日まで」の映画の上演と映画の監督と主演のお二人によるトークセッション、参加者によるグループディスカッションを実施しております。本上演会を通じて、「LGBTQとは?」、「当事者の悩みや葛藤」や、「明日から自分が行動できることは何か」などを参加者どうしでディスカッションしてもらいました。
また、2026年6月には、14社と共同で、女性社員を対象とした「女性管理職によるキャリアデザインフォーラム」を6/19(金)に開催しました。本フォーラムでは、女性管理職によるパネルディスカッションと、女性活躍を推進している他企業の方々やロールモデルとの交流できる座談会を実施しています。出産、子育て等ライフイベントとワークとの両立について意見交換したり、多様なキャリア形成の方法や価値観からヒントを得て視野を広げる機会となりました。
* ダイバーシティ西日本勉強会:「ダイバーシティの活用」や「ワークライフバランス」などのテーマについて、関西圏の企業・団体が、知識と経験を共有し、実践的学びを得るために、2004年4月に発足した広域ネットワーク。