健康経営の強化・メンタルヘルスへの対応

 マクセルグループは、従業員がはつらつと活躍できることが企業の成長と企業価値の向上に欠かせないと考え、従業員の健康維持・向上をめざした健康経営の取り組みに注力しています。

推進体制

 マクセルグループでは、「安全と健康を守ることはすべてに優先する」という労働安全衛生基本方針のスローガンのもと、グループ全体の安全衛生を統括する全社安全衛生委員会を中心に健康経営を推進しています。全社安全衛生委員会は、安全衛生担当役員を委員長とし、労働組合中央執行委員長および各事業所の事業所安全衛生委員長で構成されています。また、各事業所においては事業所長をトップに据え、安全衛生委員長の指揮のもと、事務局が現場に即した具体的な活動を展開しています。
 実務においては、全社安全衛生事務局、各事業所の安全衛生事務局、健康管理室(産業保健スタッフ)、労働組合、そして健康保険組合が緊密に連携しています。このように経営・現場・専門スタッフ・組合が一体となることで、従業員の健康維持・向上に向けた実効性の高い取り組みを継続的に進めています。

体制図

健康経営の取り組みと実績値

 定期健康診断実施後、生活習慣病該当者やその予備軍を対象とした予防プログラムの実施や、海外出向者についても健康診断の受診を義務とし、健康管理を強化しています。メンタルヘルスに関しては、法令に基づいたストレスチェックを実施するなかで、従業員のストレス耐性に着目した診断や、セミナーを通じた講師による指導など、新たな取り組みによって高ストレスに陥らない予防活動へと進化させました。

健康経営優良法人 2026

 また、EAP(※1)を通じて、従業員が抱えるさまざまな悩みについて、外部相談窓口によるカウンセリングの活用や、職場復帰支援としてのリワークプログラム導入など、専門スタッフの助言を得ながら個別に対応しています。このような取り組みにより、マクセル株式会社およびマクセルフロンティア株式会社、マクセルイズミ株式会社は、健康経営優良法人2026(大規模法人部門)を取得しました。グループ会社への取得推進とホワイト500をめざして、福利厚生の充実や、各種取り組みを進め、グループ全従業員の健康を大切にする働きやすい会社づくりをめざしていきます。
※1 EAP:Employee Assistance Program 従業員支援プログラム

  年度 2023 2024 2025
定期健康診断受診率 100.0 99.9 99.9
適正体重維持者 BMIが18.5~25未満の者の割合 63.5 63.3 62.1
運動習慣 週に2回、1回当たり30分以上の運動を実施している人の割合 22.8 25.1 27.1
喫煙習慣 喫煙者の割合 27.1 27.6 25.1
適正な睡眠 睡眠により十分な休養が取れていると回答した者の割合 62.1 62.2 63.8
飲酒習慣 頻度が時々または毎日かつ飲酒日の1日当たりの飲酒量が清酒換算で2合以上の人の割合 14.2 13.1 14.0
精密検査受診率 定期健康診断後の精密検査受診率 54.8 54.0 68.2
ストレスチェック受験率 98.8 98.2 96.2
ストレスチェック結果(高ストレス者率) 11.1 11.5 10.7
ワークエンゲージメント 63.0 66.0 69.0
アブセンティーイズム 0.60 0.88 0.92
プレゼンティーイズム 82.3 83.2 82.7
平均月間総実労働時間 169 174 173
平均月間所定外労働時間 21.0 19.0 18.1
平均年次有給休暇取得率 66.1 71.0 70.2
平均年次有給休暇取得日数 16.5 16.9 16.9

*データ対象範囲:マクセル単体
【実績値に関する補足】
ワークエンゲージメント:「熱意」「没頭」「活力」「職場肯定感」「将来勤続感」「方向性一致」「現状満足度」の7要素で測定。
 7問平均で、4点より大きい(1-7点)回答者をエンゲージメントが高い層とし、その比率としている
アブセンティーイズム:休業日数/労働日数×100
プレゼンティーイズム:WHO-HPQの絶対的プレゼンティーズム(0~100点)を用いた従業員調査