CSV経営とCSR活動の両輪でSDGsに貢献

経営ビジョンに加え、マクセルが重視するもうひとつの考え方がCSV(Creating Shared Value)経営です。「事業活動を通じた社会課題の解決」を事業活動の根幹に据え、社会と「共存共栄」で、持続的な企業成長を果たしていきます。成長3分野の事業は、そのほとんどが社会課題を起点にしており、社会課題をマーケット目 線から、そして独自の技術で高品質・オンリーワン製品を提供するマクセルの事業そのものがCSVといえるのではないかと思っています。
CSV経営がマクセルの強みを活かした社会課題解決への「挑戦」とすると、自らが環境・社会に及ぼす影響への「責任」としてCSR活動があります。マクセルでは、社会から信頼され、共感を得られる企業であり続けるため、果たすべき使命と役割を示した「マクセルグループ企業行動基準」や、具体的な行動方針を表した「CSR活動取り組み方針」のもと、CSR活動を推進しています。具体的には、低炭素化社会の実現など環境活動に対する企業としての貢献が求められる中、2030年度に向けた長期CO2排出量削減目標を設定しました。持続的な人類の成長につながる基本的かつ重要な活動を推進しているという自覚、フィロソフィーをグループ全従業員が持ち、目標達成に向けて取り組んでいきます。
社会との共生に向けて企業には持続的成長が求められますが、世の中の多様な価値観に応えるには多様な経営資源が必要であると考えます。ダイバーシティへの取り組みは、まさに異なる価値観、感性、経験を有する人財が活躍する場を提供することがスタートであり、組織の問題解決力、創造性、柔軟性の向上につなげるため、積極的に取り組んでいます。例えば、社内プロジェクトである「M-Wing」活動を通じて、ダイバーシティ推進サイトの開設、活動啓発のeラーニング実施及びワークライフバランスに向けた仕組みづくりの検討など、全社レベルでダイバーシティを推進しています。
また、2015年9月の「国連持続可能な開発サミット」において採択された「SDGs(Sustainable Development Goals、持続可能な開発目標)」についても、CSV経営とCSR活動の両輪で目標達成に貢献していきたいと考えています。

コーポレート・ガバナンスの強化

経営の基盤となるコーポレート・ガバナンスについてもさらに強化しています。監査等委員会設置会社のスキームのもと、2018年度から社外取締役を1名増員し、取締役会の3分の1を社外取締役とするなど、外部の客観的な視点による合理的な経営判断と監査・監督機能の強化を図っています。また、業績連動型株式報酬制度を導入するなど中長期的な業績の向上と企業価値の増大に貢献する意識付けを強化しています。

2018年10月
代表取締役 取締役社長
勝田 善春