貢献するSDGs

マクセルグループでは従業員一人ひとりの個性を尊重し、働きがいのある職場を実現することを目的に、さまざまな取り組みを行っています。
ダイバーシティやワークライフデザインの実現、企業としての強みである技術を次世代へと継承していくための人財育成を推進しています。

求める人財

基本的な考え方

 マクセルでは、「自走できる社員」「知恵を出す社員」「活発で前向きな社員」の3つを求める人財像のキーワードとしています。
 これまでの事業再編を通じて、さまざまな専門分野を持つ人財が集まりました。こうした人財の多様性を活かしつつ、専門性を融合、連携させることで新たな価値創造に挑戦する気持ちが大切です。マクセルの持続的成長は、人財のダイバーシティの加速による多様な人財の活躍、より働きやすい職場に向けた環境整備、そしてシナジーを創出しやすい社風へ進化していくことが鍵を握ります。
 今後も、マクセルブランドへの信頼をさらに高めるため、成長を支える優秀な人財の採用・育成に一層注力していきます。

人財育成

人財育成方針

 マクセルでは、「グローバル」「営業・マーケティング」「技術」「調達・SCM」「経営管理」の5つの分野ごとに人財育成施策を展開しています。「新入社員研修」「2年目研修」「新任主任・技師研修」といった年次や階層に応じた研修、それぞれの専門分野に特化した技術研修など、さまざまな教育制度を設けています。これらの制度は、今後も時流に合わせ定期的にブラッシュアップを図っていく方針です。
 後継者育成については、次期、次々期の経営幹部候補者を選抜し、教育や人事異動等を計画、推進することにより、強い事業、新たな事業を創出する人的基盤を強化しています。

人財育成の体系図

グローバル人財の育成

 グローバルビジネスを担うリーダー育成、海外で活躍できる人財育成の一環として、成長市場における当社の事業機会を考える「海外短期フィールドワーク」を実施しています。
 2019年にアメリカで実施した同フィールドワークでは、交通渋滞を解決するための新サービス・新商品を開発する研修を行いました。現地では、フィールドリサーチで得られた意見から商品やサービスを考案し、ビジネスとして成立するかどうか検証を行い、研修最終日にはフィールドワークの成果を発表しました。
 近い将来、新規事業創生に実際に取り組む機会が来たときに、この研修によって身に付けた能力を活かして成果を上げることを期待し、グローバル人財の育成に今後も注力していきます。

ダイバーシティマネジメントの推進

ダイバーシティ推進プロジェクト「M-Wing」

 マクセルでは、ダイバーシティを重視し、異なる価値観、感性、経験を有する人財を活かすことにより、組織の問題解決力、創造性、柔軟性の向上をめざしています。
 社内プロジェクトである「M-Wing」活動を通じて、ダイバーシティ推進サイトの開設、eラーニングの実施やワークライフバランスに向けた仕組みの検討など、全社レベルでダイバーシティを推進しています。

M-Wing座談会

働きやすい職場づくりの促進

 マクセルでは、すべての従業員がライフスタイルやライフステージに応じて柔軟な働き方ができるよう勤務制度を整備しています。特に仕事と家庭の両立のため、育児や介護については法定水準を上回る制度を設けており、育児・介護休暇を取得した従業員の復職率は100%となっています。2018年度は「介護と仕事の両立支援ハンドブック」を配布し、「働き方・休み方ガイドライン」をイントラネットで公開・周知するなど、さらに従業員が制度を利用しやすい環境づくりに力を入れました。また、2019年4月1日現在、平均勤続年数は20年(男性20年、女性19年)となっています。

女性の活躍推進

 マクセルでは、ダイバーシティに関する意識の底上げや会社規則を見直すとともに、女性の積極採用・登用を進めながら、ロールモデルの育成を図っています。採用に関しては、定期採用における男女比率について事務・営業系50%、技術系20%を目標に取り組んでいます。その結果、定期採用における女性比率は2018年度の36%から2019年度は42%に増加しています。

労働安全衛生活動の推進

マクセルグループの労働安全衛生活動

 マクセルグループでは、「安全と健康を守ることはすべてに優先する」という労働安全衛生基本方針のもと、グループ一体となって労働安全衛生活動を展開しています。
 国内各事業所間による相互安全巡視を実施して安全衛生レベルの向上に努めるとともに、2015年度には全世界共通の安全基準である「ミニマム安全基準」を導入しました。今後は、日本を基準に海外においても適用できる安全基準を策定し、海外拠点に順次導入していきます。
 2018年度はMBPが進めるグループ会社の参入により、事業拡大投資部門関連の事故が増加しました。これを受けて、2018年度期中から、基本行動の徹底や"事故に対する5W(何故5回)"などを行い、再発事故撲滅に向けた取り組みを強化しています。2019年度も、これらの取り組みを引き続き展開し、業務上災害の撲滅をめざしていきます。
 また、2019年度は、BCP(事業継続計画)として緊急事態に備えて、社員の安否確認システムを国内の全マクセルグループで展開し、緊急時の初動対応訓練と事業復旧対応訓練を京都本社だけでなく、グループ内全体に展開する予定です。さらに、海外におけるリスク対策マニュアルの策定など、海外危機管理も進め、従業員が安全かつ安心して業務を遂行できるサービスを提供していきます。

 

従業員の健康維持・増進の取り組み

健康経営の強化

健康維持・増進活動

 マクセルは、従業員がはつらつと活躍できることが企業の成長と企業価値の向上に欠かせないと考え、従業員の健康維持・増進の取り組みに注力しています。
 従業員の健診・レセプトデータを利用し、生活習慣病該当者やその予備軍を対象とした予防プログラムを実施しています。海外出向者についても、健康診断の受診を徹底し、健康管理を強化しています。
 メンタルヘルスに関しては、EAP(※1)を通じて、従業員が抱えるさまざまな悩みについて外部相談窓口によるカウンセリングを活用しています。また、メンタルヘルスプログラムの一環である職場復帰支援として、リワークプログラムを導入しており、専門スタッフの助言を得ながら個別に対応しています。
 さらに改正労働安全衛生法によるストレスチェック制度についても、2016年6月より運用を開始しました。