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瞬時にコンテンツの内容を確認できる
使い勝手向上の電子ペーパー搭載iVDR*1を開発

2008年9月30日

 日立マクセル株式会社(執行役社長:角田 義人)は、カートリッジに搭載した電子ペーパーにより録画番組などの記録内容や使用容量、残量を瞬時に確認できるiVDRを、株式会社日立製作所と共同で開発しました。9月30日から開催されるCEATEC JAPAN 2008のマクセルブースおよび日立ブースにて展示デモを実施します。

 iVDRは、著作権保護技術を搭載した初めてのカセット型リムーバブルHDDとして、ハイビジョン映像を長時間録画できる着脱可能、増設自在のハードディスクであり、昨年4月に発表した日立デジタルハイビジョンテレビ「Wooo」シリーズより専用スロットが搭載されています。最近はコンシューマ用途だけでなく業務用途へも採用が広がりつつあり、当社では本年12月に業務用iVDRとして耐衝撃性を高めた「iVDRエクストリーム」を商品化する予定です。また、本年5月にはiVDRコンソーシアム*2において、インターフェース規格を拡張し、従来のSATAサポート部(Port A)にUSBサポート部(Port B)を加えたiVDR-i/O規格を新たに策定しました。
 このたび開発した電子ペーパー搭載iVDRはiVDR-i/O規格に準拠しており、USBサポート部を介した信号処理を行うことで、これまでの記録メディアとしてのリード・ライト機能に加えて、電子ペーパーの動作制御を一体的に行っています。

 高精細なハイビジョン映像が楽しめる地上デジタル放送などが急速に普及する中、業務用途へも採用が広がりつつあるiVDRは、再生装置に挿入することなく瞬時に録画番組一覧や残量などを確認できるという使い勝手の向上が求められています。
 このようなニーズに応えて、当社ではごくわずかな電力で高コントラストの画像を表示することができ、また一度表示した画像は消費電力ゼロでも長期間保持ができる電子ペーパー搭載のiVDRを株式会社日立製作所と共同で開発しました。今回開発した試作品は、文字や記号などの表示に適したセグメントタイプの電子ペーパーを使用した残量表示タイプと、より高精細な文字や写真などの表示が可能なドットマトリックスタイプの電子ペーパーを使った内容表示タイプの2種類があります。ドットマトリックスタイプではiVDRに記録されたファイル名やサムネール画像のほか、2次元バーコード(QRコード*3)などを表示することができ、大量のiVDR検索システムなどへも応用が可能です。

 当社では本試作品をCEATEC JAPAN 2008へ出展するとともに、今後電子ペーパー搭載iVDRに対するお客様の反響・ご意見を広くお聴きし、早期製品化に向けて検討をすすめていきます。またiVDR市場全体の拡大をめざして、iVDR採用機器の増加に向けた開発・使用環境の整備やより使いやすい製品づくりを一層推進していきます。

  • *1 「iVDR(Information Versatile Disk for Removable usage)」は「iVDR技術規格」に準拠することを表す商標です。
  • *2 国内外の有名企業が、次世代大容量データプラットフォームの標準化をめざし、「iVDR」の規格策定・普及推進のため設立した団体です。
  • *3 QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。

電子ペーパー搭載iVDR(試作品)の概要

  • iVDR残量表示タイプ(セグメントタイプ)
    • ディスプレイには、バロメーターで使用容量、数値で残量を表示できます。

  • iVDR内容表示タイプ(ドットマトリックスタイプ)
    • ディスプレイには、録画番組/ファイルのタイトルやサムネイル画像など、コンテンツ情報を表示できます。
    • 2次元バーコード(QRコード*3)なども表示でき、大量のiVDR検索システムなどへも応用可能です。

  • *3 QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。

電子ペーパー部分の概要

表示内容を電気的に書き換えることができる表示媒体で、電力なしで表示内容を保持できるのが特長です。
マイクロカプセルの中の白と黒の粒子が、電圧をかけると移動する作用を利用しています。粒子は帯電しており、電圧をかけることでディスプレイに吸着し、白、黒、グレーの表現が可能となっています。

  • 特長
    • 低電力、超低消費電力
      ごくわずかな電力で画像を表示する事ができます。表示中は、電力を消費しません。
    • 書き換え、メモリ性
      何度でも書き換え可能です。一度表示した画面は電力なしで長期間保持が可能です。
    • 高コントラスト
      コントラトが高く、はっきりと見やすく表示します。

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