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塩化チオニルリチウム電池「ER」日立マクセルエナジー(株)
仕様
製品安全データシートMSDSダウンロード [PDF 112KB] 構造図
原理と反応塩化チオニルリチウム電池は、正極活物質として液体の塩化チオニル(SOCl2)、負極活物質としてリチウム(Li)を用いています。電池反応は次のように示されます。
特長
過渡最低電圧
塩化チオニルリチウム電池の自己放電は従来の電池に比べて著しく小さくなっています。これは負極リチウムの表面に塩化リチウムの皮膜が形成され、正極との反応を防いでいるためです。貯蔵後初めて放電する場合、この塩化リチウムの皮膜抵抗により、放電開始時に一時的に電圧が低下することがあります。その時の最低の電圧を過渡最低電圧と呼び、温度が低いほど、また、放電電流が大きいほど低い電圧を示します。(過渡最低電圧は電池の保存期間、保存条件によっても大きく影響を受けるため、機器設計時には十分この点に配慮する必要があります。)
上図は初度電池の場合の過渡最低電圧を示しています。 負荷抵抗と作動電圧の関係電池の作動電圧は、負荷が大きくなるほど、また、温度が低くなるほど低下します。使用初期の場合、-40℃の低温においても1mA以下の放電であれば、3V以上の電位を維持できます。
保存特性塩化チオニルリチウム電池は、化学的に安定した無機材料でつくられています。また、レーザー溶接封口とハーメチックシールを採用した封止方式により、外気の影響を受けにくく、保存中の自己放電電気量は常温保存で約1%以下/年と小さく、優れた保存特性を示しています。
UL部品認定合格品塩化チオニルリチウム電池はUL(Underwriters Laboratories Inc.)の部品認定を取得しています。 (Technician Replaceable) 認可品種:ER18/50、ER17/50、ER6、ER6C、ER17/33、ER3、ER3S、ER6K 用途●OA機器(FAX、コピー、プリンタ等) ●医療機器、レジ等
塩化チオニルリチウム電池に関する安全上のご注意安全性に関する遵守事項この電池は内容物としてリチウム(危険物)と塩化チオニル(劇物)を含み、それらを密封した高エネルギー密度の電池ですので、使い方を誤ると電池が変形、漏液(電池内部の液体が外部に出てくること)、発熱、破裂、発火する、あるいは刺激性・腐食性ガスが発生する原因となります。これらは、けがや機器故障の原因となりますので、警告事項、注意事項 [PDF 889MB] を必ずお守りください。 カタログのダウンロードはこちら
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